清高の ニュースの感想 令和版

題名川柳・内容超一流!

年末の 歌番組を 書いてみる

年末といえば歌番組。とりわけ、TBSの「輝く!(中略)日本レコード大賞」と、「NHK紅白歌合戦」は、注目の番組である。この2番組に絞って、感想を書いてみたい。

1.「輝く!日本レコード大賞

実は、観ていない。物心がついてから、初めてである。正直言って、日本のポップス、歌謡曲をほとんど聞いていないので、興味がもてなかった。EXALEが大賞を取ったので、3年ぶりにavexグループのアーティストが大賞に返り咲いたことになる。avexは、日本の独立系レーベル(4大レーベルは、ソニーBMG、EMI、ユニバーサルミュージック、ワーナー)の鑑で、誇るべきだが、踊れない、歌が心に響かない、以上2点において、原則として私はavexの音楽を聴かない。

2.「NHK紅白歌合戦

これは、ほとんど観た。白組が3連勝だとか。司会は紅組の勝ち。仲間由紀恵さんが外見、仕切りのよさで勝っていたから。ただ、歌は白組圧勝。紅組は迫力不足。

正直、最近は日本の流行音楽を聴いていないので、ほとんどわからなかった。その一方で、昔の歌をまた歌っているのが多いように感じたのは、気のせいか。今年を振り返る趣旨からは、原則新曲にすべきだろう。また、これからはニッチの時代(ヒットの、ではなく)であることを考えると(『ロングテール』(クリス・アンダーソン 早川書房)参照)、このイベントの成立は、怪しい。家族みんなで観ることの強調も、時代遅れである(『テレビ的教養 (日本の〈現代〉 14)』(佐藤卓巳 NTT出版)参照)。