麻生太郎さんは、「さもしい」と言っていたはずなのに、定額給付金をもらうことに決めたそうだ（その後、閣僚にもらうように通知したことについては、右記のYOMIURI ONLINE参照。http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090303-OYT1T00447.htm
）。
もちろん、人間として、怪しくもなくくれるという物を貰わないということはない。もらうのは大いに結構である。
ただ、ホンネも出ているように思う。つまり、自由民主党は、所詮は富裕層の政党だということである。
この給付金、将来的には消費税で回収すると噂されている。消費税は、逆進性の強い税制とされる。ゆえに、富裕層の政党という見解を導いた（単純化すれば）。
自由民主党がどうしようが結構だが、もし下々の者を考えていないという批判から逃れたいならば、最初から所得制限を設けるべきだった（もっとも、事務で余計に費用がかかるのかもしれないが）。
私自身は、もらえるものはもらいたいので、反対はしないが、もし目論見どおりにうまく行かなかったら、財政は大丈夫なのだろうか。
