清高の ニュースの感想 令和版

題名川柳・内容超一流!

「理解して」 呼びかけるのは わかるなぁ

読売新聞2009年3月12日朝刊33頁(仙台では)によると、「北海道江別市で2008年8月、自転車で交差点を横断中の女子高校生」「をトラックではねて死なせたとして自動車運転過失致死罪などに問われた」被告人「の判決が11日、札幌地裁であり、」「禁固2年(カッコ内略だが、実刑)を言い渡した。女子高校生の父親」「が、「被害者参加制度」で出廷し、懲役5年を求めており、判決言い渡し後、」判決を言い渡した「裁判官が法廷で、「納得いかないところもあると思うが理解してほしい」と父親に異例の呼びかけを行った」という(カギカッコ内は、上記読売新聞から引用)。

被害者の父親は、「懲役5年を求め」たのことで、それはそれでわかる。

だが、裁判官は、同種の事件を調べ(たかは不明だが)たりといった諸々の事情で、禁固2年にしかできなかったので、「異例の呼びかけを行った」のだろう。

恣意的な処罰を避けるために判例の統一は避けられないし、同種の事件だとして相場がわかっている場合にそれを崩すのは、訴訟経済上よくない(又は、過度の重罰化の可能性がある)。また、「疑わしきは被告人の利益に」ということがあるので、被告人に有利な事情があれば考慮しなければならない。いろいろな観点から考慮しなければならない裁判官はつらいものである。