清高の ニュースの感想 令和版

題名川柳・内容超一流!

知らなんだ 奥山圧勝 ウラがあり

奥山恵美子さんの圧勝で終わった仙台市長選挙、仙台人なら誰でも知っているのだろうが、私が知らなかったことが、読売新聞2009年7月29日朝刊31面「仙台圏」に載っていた。題して「奥山氏圧勝「シナリオ通り 市議団結、「市役所一家」も支援」。地元の河北新報は調べていないが、河北では載せられないであろう記事と勝手に想像するので、紹介したい。

「市長選投開票から一夜明けた27日午前、奥山氏が真っ先に訪問したのは「市議の会」。市議60人中35人が名を連ねた同会」→市議の過半数が奥山さん支持と走らなかった。そりゃ、勝つよな。

「擁立作業の中心人物とされる自民系市議」→これも知らなかった。梅原克彦前市長を支持していた(が、タクシー券の問題で支持しないことを決めた)と勝手に思っていたが。

「奥山氏の利点として、(中略)6軌蘢昂亳骸圈廣梅原さんが、公立高校別学維持の手紙を出したと聞くが、そのアンチテーゼということだろう。ところで、梅原さん、何で別学支持だったのだろう。人間社会は男と女で成り立つのだから、共学が当然だろう。札幌の高校(公立は共学)を卒業したから余計そう思う。

「「奥山氏でまとまる。自民と民主ですり合わせて一本化する。民主の顔を立て、自民が乗る形になるだろう」(自民系市議)→これも知らなかった。

「市議会では自民と民主がともに与党会派を形成し、市長選でも2回連続相乗りで支援」→繰り返しになるが、これも知らなかった。緊張感がなさそうだな

「ベテラン市議と市幹部OBが水面下で調整し、現役やOB、労働組合などの「市役所一家」が応援する仙台市独特の組織選挙」→これなら、対立候補の岩崎恵美子さんの「議会と組んで市長の首をすげ替えていくようなやり方は、市民をばかにしている」(読売新聞2009年7月27日朝刊25面「仙台圏」)というコメントはよくわかる。ただ、「インフルエンザ」だけ連呼していては勝てないだろう。梅原さんはタクシー券は問題だが、他はいい市政をしたということを強調したほうがよかったのではないか?なお、「労働組合」というところに、読売新聞が取り上げた意図を感じる(元共産党員の主筆は転向して労組嫌悪になっている模様)。

「一方、前回選でこの支援を受けた梅原市長は28日、記者会見で皮肉った。「(奥山氏が)市役所一家の傀儡にならないよう切に望みます」→タクシー券の問題を起こして選挙不出馬の分際でよく言うよ。必死に謝罪して、奥山さんや「市役所一家」に対抗すればよかったじゃないか!それもしないで愚痴だけ言ってもねぇ。