清高の ニュースの感想 令和版

題名川柳・内容超一流!

資格がね ないはずなのに 優勝だ

第30回JT将棋日本シリーズの決勝が2009年11月21日に、東京都で決勝が行われ、谷川浩司九段が、深浦康市王位を破って優勝した。谷川九段、優勝おめでとうございます。

谷川九段には申し訳ないことを以下書くのだが、本来は、谷川九段は、2008年の賞金ランキング13位なので、上位12人には入らず、出場できないはずであった(「『JT将棋日本シリーズ』とは|JTウェブサイト 」(http://www.jti.co.jp/knowledge/shogi/about/index.html
参照)。

ところが、渡辺明竜王の家族が新型インフルエンザにかかり、お客さんへの感染を防ぎつつ、大会を中止にしないようにするため、谷川九段に白羽の矢が立った。

永世JT杯の異名を持つ(?今回で6回目だが、過去5回優勝。「JT将棋日本シリーズ日本将棋連盟http://www.shogi.or.jp/kisen/jt/index.html
参照)谷川九段だからよかったものの、他の棋士なら外野がやかましくなりかねない措置だった(と言っても、年に一度の大会なのだから、プロの公式対局中止、不戦勝よりはいいとも言え、やむを得ない措置だった)。

その谷川九段、丸山忠久九段、久保利明棋王、そして深浦王位を下しての優勝は見事だった(もっとも、棋譜は見ていない)。

もちろん、その後の対応も見事で、社団法人日本将棋連盟と相談の上、普及活動のために使うとのこと(NHK-BS2囲碁将棋ジャーナル」2009年11月28日放送分)。

来期JT杯は、個人的には、渡辺竜王と、夢メッセで3戦全敗の木村一基八段の初勝利を期待したい。