スポーツ報知「進次郎氏『自由ある自民 自由ない民主』」（2010年1月19日06時02分 スポーツ報知。取得日2010年1月23日。http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20100119-OHT1T00051.htm）
によると、「自民党の小泉進次郎衆院議員（２８）は、（中略）小沢幹事長に対する民主党党内部から批判の声が出ないことには『自由があるのが自民党。自由がないのが民主党。同じ問題が自民党で起こったら新人でも説明してくれ、と言うと思いますよ』」と言ったという。
民主党については、おそらく当たっている（民主党議員のほとんどが小沢さんが潔白だと思っているのかもしれないが）ので、いい発言だ。
しかし、「『自由があるのが自由党』」（上記スポーツ報知）は、ちゃんちゃらおかしいと思っている国民もいよう。
例えば、学習指導要領を絶対化したり、教育基本法改正をしたりして、教員の教育の自由を制約したのはどこの党の行政かなぁ。
例えば、「権利ばかり主張して」と発言する議員って、どこの党の議員かなぁ（例えば、共産党の議員からは聞いたことがない）。
例えば、政治ビラ配りで有罪判決が確定したが、国民の表現の自由を守るために指揮監督権発動しなかったのは、どこの党の法務大臣かなぁ。
このように、党内の発言は自由でも、国民にとって自由なことを守らないのが自由民主党で、「自由」を名乗ること自体がおこがましい。
＊カギカッコは一部改変。
