読売新聞2010年3月31日朝刊12版12面(仙台では)「盤側」によると、「第3期マイナビ女子オープン(清高補足。ホームページはこちら。http://mynavi-open.jp/)
五番勝負の第1局(清高補足。先述のURLから「中継」→「3/28 第1局/棋譜中継ページ」をクリック)が熊本市で行われ、挑戦者の甲斐智美女流二段が矢内理絵子女王(清高補足。マイナビ女子オープン優勝者の称号)に先勝した。矢内は同日放送された第60回NHK杯の女流出場者決定戦で里見香奈女流名人、清水市代女流二冠に連敗し、出場権を逃した」という(全文掲載だが、必要なので問題ないと判断)。
マイナビのほうは、甲斐女流二段の5筋位取り中飛車から、相穴熊へ進展。矢内女王が優勢になるが、攻守の判断を誤り、逆転負け。
次はNHK杯。まず、里見女流名人戦は、矢内女王にしては珍しい居飛車穴熊(と思ったが、マイナビでも指している。もっとも、後述)。しかし、里見女流名人がうまく指したので、矢内女王の負け(というか、展開を忘れた)。
清水女流二冠戦は、後手番矢内女王が、一手損角換わりの注文をつけ、意欲的な指しまわしを披露。ところが寝てしまって途中がわからない。目が覚めたら矢内女王の角が清水女流二冠の飛車に無残にも取られ、負け。
序列一位(契約金が高いので)の矢内女王が2敗。NHK杯に出られないのは文句のない結果。聞き手として期待します。
ただ、NHK杯のほうは、3月12日収録(日本将棋連盟「2010年3月の全対局」(http://www.shogi.or.jp/kisen/month/2010/03all.html)
参照)。実際には、3月28日に3局負けたわけではない。だから、タイトルに「?」をつけた。