清高の ニュースの感想 令和版

題名川柳・内容超一流!

ダメ教師 結構いるの わかってる

0.どちらかというと、教師寄りのエントリーをしていると自覚しているが、これも日本のため。もちろん、本エントリーで取り上げるようなダメ教師がいることを知っていますよ(教師ゆえに注目されるという側面があることも理解されたし)。以下において、読売新聞2010年9月16日朝刊(仙台では)に乗っていたダメ教師の事例を検討したい。

1.まずは34面。「『子供が18人。1日に3人ずつ殺すと何日かかる?』」(見出し)という問題を出したに愛知県岡崎市の小学校教師に、岡崎市教育委員会は厳重注意し、担任を外したそうだ。

処分は当然。ただ、以後反省すればいいレベルである。致命的な過ちではない。

小学生なら素直に答えるのだろうが、私見を披露すると、「全員殺す前におそらく逮捕され、死刑になる」(カギカッコは私見の強調)と答えるだろう。

2.同じく34面。痴漢をして起訴猶予になった教師が、冤罪であるかのように示談書を改ざんして、結果懲戒免職処分になったそうだ(見出しは「痴漢の示談書 改ざん」)。

「『家族や仕事を失いたくなかった』」という気持ちはわかるけど、改ざんしちゃダメだろう。

ただ、懲戒免職が妥当かは、ちょっと考えてしまう。労働法の本を読めばわかるが、仕事上のトラブルでなければ、犯罪を犯したとしても、懲戒解雇をするのは容易ではないからだ。

3.29面の「仙台圏」。見出しは「体罰教諭を戒告処分」。この教師、「体罰教諭を戒告処分」によると、「私語をしていた男性児童の髪をつかみ、前後に揺さぶ」った結果、「児童は後頭部をいすの背もたれに打ち、出血した」という。それのみならず、「3年前と昨年にも(中略)児童の足をけるなど体罰を加え」たという。

本エントリーで取り上げた3人の中で、この教師が一番問題だろう。仕事の上でわかっているだけで3回も体罰を加え、「出血した」子供もいるのだから、こんな奴懲戒免職だろう。しかし、体罰の支持者が多いからか、戒告で済んでしまった。由々しきことで、こんな奴が懲戒免職になるようにならなければならない。