清高の ニュースの感想 令和版

題名川柳・内容超一流!

沖縄を 考えられる 作品だ

NHK BSプレミアムで、2011年5月13日21時から放送された、BS歴史館「それはミズーリ号から始まった~日本の運命を分けた2日間」が興味深かった。

日本では、8月15日が終戦記念日だが、世界史的には、1945年9月2日が第2次世界大戦終戦(大日本帝国の降伏)である(だから、ソ連は8月15日以降も侵攻をやめなかった)。9月2日に降伏文書に各国が署名したが、混乱があり、9月3日から、三布告が施行されそうになったという(結局、延期の上、中止。ただし沖縄を除く)。

三布告の内容は、 ̄儻豸?儔宗↓軍事裁判による死刑、B円(朝鮮半島に使われたA円と区別)による通貨支配だが、とりわけは通貨供給量を増大させるので、インフレを引き起こし、日本経済を破壊するそうで、それを防ぐために奔走した、という話。

ところで、B円、実際に沖縄で使われたらしい。沖縄においては、レートが変わった。すなわち、日本円3円に対し、沖縄のB円は1円。アメリカドルで言えば、日本円は1ドル360円、B円は120円。沖縄だけ超円高状態になり、投資がなされず、沖縄経済の空洞化を招いたと、エコノミスト森永卓郎さんが言っていた。

占領されたうえに、経済まで空洞化されたら、誰でも恨むだろう。沖縄県民がアメリカに悪感情を抱き、基地をなくそうとするのだな、と思った。NHKをはじめとしたマスメディアは、それも理解せずに、普天間の問題に矮小化し、沖縄県民の気持ちも汲まないのでは、国を売っているだけである。