清高の ニュースの感想 令和版

題名川柳・内容超一流!

平松に 共産党が くっついた

注目の大阪市長選は、橋下徹・前大阪府知事vs平松邦夫大阪市長の一騎打ちとなったが、2011年11月6日8時12分配信のasahi.comhttp://www.asahi.com/senkyo/news/OSK201111050144.html) によると、「共産党大阪府委員会は5日、大阪市長選で再選をめざす平松邦夫市長(62)の全面支援に乗り出す方針を固めた」という。
 
支持者の票を得ることができるが、無党派層が敬遠して、橋下さんの支持に回るかもしれず、決定打とはならない、と予想する。
 
橋下前大阪府知事大阪都構想コトバンクで調べると(2011年11月6日アクセス。http://kotobank.jp/word/%E5%A4%A7%E9%98%AA%E9%83%BD%E6%A7%8B%E6%83%B3) 、「大阪府と大阪、堺両市を再編して二重行政をなくし、都市開発などを都に一本化する」などの構想のことだという。「実現には(中略)国会の法改正必要」(コトバンクより)らしい(根拠条文不明)のだから、国会議員になるのが筋だと思うが。
 
都の区は特別区であり、特別区になれば、都の権限が増す(地方自治法第281条、第281条の2をとりあえず参照)。一方、政令指定都市の場合は、「都道府県が法律又はこれに基づく政令の定めるところにより処理することとされているものの全部又は一部で政令で定めるものを、政令で定めるところにより、処理することができる」(地方自治法第252条の19第1項)ので、都道府県より、政令指定都市の権限が増す。
 
つまり、橋下vs平松の戦いは、府または都に権限をよこせvs政令指定都市に権限をよこせ、という対決である。
 
地方分権や、地域主権が妥当だという流れ(私見がそうだ、というわけではない)からすれば、平松市長を支持すべきだろう。基本的な自治体である市が権限を持つことことが地方分権であり、地域主権と思うからである。橋下前大阪府知事を支持するのであれば、地方分権地域主権に重きを置かないか、矛盾の解消が求められよう。
 
*タイトル、文中の一部、敬称略