2011年11月17日19時24分配信のMSN産経ニュース(上よりアクセス)によると、「中選挙区制復活を軸に衆院選挙制度の抜本改革を目指す超党派による議員連盟が17日発足し、国会内で初会合を開いた」という。
昔はよかった、という、極めてバカバカしい議論である。
同士討ちで金がかかるからやめたんじゃないのかね。元に戻したら元の木阿弥だろう。
中選挙区は日本独特と聞く。より忠実に民意を反映しうる比例代表制の導入をなぜ主張しないのだろう? 衆議院で採用されているブロックで非拘束名簿式にすることのどこが悪いのだろう(もっとも、非拘束名簿式がメジャーかは知らない)? 政治家の人って、勉強不足なんじゃないか?
ところで、こんな記事を見つけた。YOMIURI ONLINE「政治家のレベルは選挙制度で変わる?」(2011年11月16日 読売新聞。http://www.yomiuri.co.jp/job/biz/qapolitics/20111116-OYT8T00595.htm) 。なかなか面白い論文で、背景がわかる記事であるが、なぜか比例代表制には触れていない。「調査研究本部研究員」の割には、代表的な制度に触れていないので研究不足との評価は避けられないが。