法制化は仕方ないと思う。
ただ、「ネットカフェ業者などが加盟する日本複合カフェ協会の統計によると、19年の加盟率は50・1%と半数を超えていたが、23年には44%にまで減少。同協会ではガイドラインを策定して本人確認の徹底などを推進している。しかし、入店時の本人確認を煩わしく感じる利用者が店舗利用を敬遠すると懸念した業者が協会から脱退しており、業者間では不公平感も広がっている」(MSN産経ニュースより)からすると、ネットカフェ自体が斜陽商売になる可能性を秘めた法制化になるかもしれない。
ネットカフェは、モバイルパソコンのない人にとっては、貴重な場所である。しかし、今後は、モバイルパソコンの普及は進むだろう(もちろん、スマートフォンも含む)。ただでさえ苦境が予想されるのに、追い打ちをかけるかのような法制化と評価できるかもしれない。
しかし、立法趣旨がおかしいとも思えず、ネットカフェ側とすれば、工夫するしかない。がんばってほしい。