MSN産経ニュース「女性少ないと
政党助成金カット 女性議員増へ自民中間報告」(2012.8.1 12:06
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120801/stt12080112070000-n1.htm )が興味深い。記事によると、「
自民党は(中略)女性議員の比率が低い政党の
助成金を減額する政党助成法改正案提出を柱とする中間報告をまとめた。次期
衆院選マニフェスト(
政権公約)に反映させたい考えだ」という。
その他、「国が女性管理職の割合が多い企業から優先的に物品を購入する法案や、大学や研究機関での女性の積極的な登用を進める制度改革なども盛り込んだ」(
MSN産経ニュースより)ともある。
自由民主党は、
保守政党とされる。昔は、男は仕事、女は家事だったらしい(
自由民主党の方がこう言っているわけではなく、清高のイメージ。実際は、そんなに単純ではない)。そんな
自由民主党が、女性の社会進出について真剣に考えていることにつき、肯定的に評価したい。
もちろん、「女性管理職の割合が多い企業から優先的に物品を購入する法案」は、行政コストの観点から批判は出るかもしれないし、議員数についての言及がない(実際はあっても、
MSN産経ニュースの記事からは読み取れなかった)という欠点はある。しかし、それにもかかわらず、
保守政党とされる
自由民主党が、真剣に社会を考え、改革を厭わない姿勢は、肯定的に評価してよい。