清高の ニュースの感想 令和版

題名川柳・内容超一流!

若者より 高齢者がね 窃盗だ

イラン・ジャパニーズ・ラジオ「日本で、高齢者による犯罪が多発」(2013年7月8日20時47分。http://japanese.irib.ir/news/latest-news/item/38482-%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%A7%E3%80%81%E9%AB%98%E9%BD%A2%E8%80%85%E3%81%AB%E3%82%88%E3%82%8B%E7%8A%AF%E7%BD%AA%E3%81%8C%E5%A4%9A%E7%99%BA

)によると、「東京都警視庁が、同国の高齢者による犯罪が増加していることに懸念を示しました」とのこと。
 
読み進めると「フランス通信の報道によりますと、警視庁は8日月曜、東京都内の複数のスーパーマーケットで窃盗罪を犯した高齢者の数が、このほど初めて若者を上回ったことを明らかにしています」とのこと。
 
日本の超少子高齢化がうかがわれる話である。
 
浜井浩一さんの本や、新潮新書『自爆する若者たち 人口学が警告する驚愕の未来』(グナル・ハインゾーン著。2008)を読んだ限りでは、若者のほうが犯罪を犯しやすいとされるからである。若者は相対的に貧しいし、未熟だから、決しておかしくない話である(だから若者は犯罪者予備軍だ、という見方は極論で不適当)。
 
それが高齢者のほうが数で上回るのだから、超少子高齢化なんだな、と思わされた。
 
もちろん、それとともに「東京都内のスーパーや店舗などで窃盗をはたらいた人は、孤立していることが多く、周りの人との交流や会話が少ない他、趣味や楽しみごとがないことが明らかになっています」も深刻。妙案は思いつかないが、とりあえずやりたいことがあればすかさずトライすることにするか(安部譲二『男の条件』(ごま書房、1990)で読んだが、読書と将棋は安く済むらしい。読者の皆様は幅広く興味をもつことを勧めるが、読書や将棋に興味をもつのも悪くない)。それとともに、適正な年金水準を探求することも大事かもしれない。