清高の ニュースの感想 令和版

題名川柳・内容超一流!

「右翼」につき 安倍晋三の 勝ちのよう

1.転載元のMSN産経ニュースのタイトルは、「中国の右翼批判に「呼びたいならどうぞ」 安倍首相、NYで演説、逆批判」(2013年9月26日8時44分。http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130926/plc13092608450001-n1.htm

)。
 
MSN産経ニュースの記事を読み進めると、「日本の防衛費の伸びが中国の10分の1以下であることを指摘し、「(それでも)もし私を右翼の軍国主義者と呼びたいのならどうぞ」と中国側を“逆批判”した」という。
 
時事ドットコム「米研究所での安倍首相演説要旨」(2013年9月26日3時42分。http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2013092600041
)も見てみると、「本年、わが政府は11年ぶりに防衛費を増額した。すぐそばの隣国に、軍事支出が少なくとも日本の2倍で、米国に次いで世界2位という国がある。毎年10%以上の伸びを20年以上続けている。私の政府が防衛予算をいくら増額したかというと、たったの0.8%にすぎない。従って、もし私を右翼の軍国主義者と呼びたいのであれば、どうぞ呼んでいただきたい」とある。
 
Wikipedia「List of countries by military expenditures」(2013年9月26日アクセス。http://en.wikipedia.org/wiki/List_of_countries_by_military_expenditures
)を見ると、Stockholm International Peace Research Institute のデータが載っており、2013年の国別のデータでは、中国が約1,661億ドルで第2位、日本が約593億ドルで第5位(1千万の位四捨五入)。清高は伸び率までは調べていないが、現時点で中国は日本の2倍以上の軍事支出をしているので、安倍晋三・日本国内閣総理大臣の勝ちである。
 
ただ、第1位は、圧倒的にアメリカで(約6,825億ドル。1千万の位四捨五入)、その国と安全保障条約を締結しているのだから、中国の軍事支出も一理はあるとも言える。しかし、中国の軍事支出の増加は日本にとって脅威だから、1ブロガーが言ってもしょうがないが、支出を抑制してほしいところである。
 
2.(追記)時事ドットコムの記事を読み進めると、「国連平和維持活動(PKO)の現場で、日本の自衛隊がX国の軍隊と活動していたとする。突然、X軍が攻撃にさらされる。しかし、日本の部隊は助けることができない。日本国憲法の現行解釈によると、憲法違反になるからだ」みたいな具体例を安倍晋三さんはしている。しかし、本当の懸念は、日本がアメリカとともに軍事行動することである。イラク戦争みたいに、イラクからの攻撃も受けていないのに自衛戦争とし、それに参加するというのが、日本が集団的自衛権を持つことを認める最大の懸念である。集団的自衛権については国際連合憲章第51条で認められている、国家が持つ当然の権利と理解しているけど、日本の対米追従(のイメージ)が当然の権利を持つことの懸念を生じさせてしまっていると考えるのは、間違いだろうか?