清高の ニュースの感想 令和版

題名川柳・内容超一流!

麻薬戦争 負の側面が 詰まってる

最近観た録画番組で、2013年7月23日と24日の0時からNHKBS1で放送された「BS世界のドキュメンタリー アメリカンゲットー 麻薬戦争と差別の連鎖」が印象深かった。2013年11月5日と6日に再放送される予定なので(NHKHP 「BS世界のドキュメンタリー」(http://www.nhk.or.jp/wdoc/index.html

)参照)、紹介する。
 
麻薬は恐ろしい。軽い気持ちではじめても、依存してしまうと生活ができなくなってしまう。だから、おそらく世界中のどこの国でも犯罪として取り締まるものと思われる。
 
しかし、アメリカの場合、相対的に軽微と思われる麻薬犯罪を厳しく取り締まった結果、社会に不都合が起こっている。重大犯罪の取り締まりが疎かになったり、刑務所に収容される人が多くなったり(アメリカは世界の人口の5%だが、刑務所収容人数は世界の25%で、中国より多く、世界一)といったように。
 
番組によると、そもそも麻薬使用は処罰されなかったそうだが、アヘン処罰の(裏の)動機が中国人を懲らしめるためだったりといったように、処罰には差別がつきものだという。アメリカといえば黒人差別で有名だが、黒人が使うクラックは、白人が使うコカインより100倍刑が重かったという。
 
また、一度手を出すと抜け出せないが、手を出さざるをえない状況に追い込まれている人も多い。それはなぜか?
 
お粗末なあらすじだが、こんな感じの番組である。
 
アメリカの後追いが得意の日本がこうならないことを祈るばかりだが、社会をより良くするにはどうすればいいかも考えられるいい番組である。ただ、辛いから麻薬に走る、ということの強調は良くない面もある。そういう状況に陥ったら麻薬(等の薬物)を使うものだ、とインプットされ、薬物依存を助長しかねないからである。ドキュメンタリーには求められないが、人生は辛いことがあることを前提として、どうやり過ごすかの教育が必要かも。
 
さて、本エントリーの内容は正しいのか?それは11月5日、6日18時から見ればわかる。