みんなの党が分裂したようだが、MSN産経ニュース「「議席返上には応じない」 みんな離党の林氏、「自民党渡辺派」発言で決意」(2013年12月10日14時30分。http://sankei.jp.msn.com/region/news/131210/myg13121015380001-n1.htm
)によると、「みんなの党に離党届を提出した林宙紀衆院議員は(中略)「代表から『自民党渡辺派のような形で、与党内でテコの原理を働かせる』という趣旨の話を聞いたのが、離党の決め手になった」と述べた」という。
それがいけないわけがない。しかし、それなら、本家・自由民主党以上にはなれないだろうな。
一方、離党(除籍?)する側は、野党再編のために勉強会を設立するのだという(MSN産経ニュース「細野、松野、江田各氏ら野党再編へ勉強会設立 100人規模目指す」(2013年12月10日14時29分。http://sankei.jp.msn.com/politics/news/131210/stt13121014300009-n1.htm
)。しかし、私なりに歴史や比較政治を学んだ限りでは、決め手にならないと予想する。サヨクというか、労働組合系の人しか一方の対立軸のトップにはなれないと思っている。ただ、日本の場合、労働組合系の主張に問題があるイメージがあるし(一部労働者の利益しか考慮していない、など)、都市部の一票の価値が低かったり(労働者は都市部に多いもの。自由民主党に有利なイメージ)と、ハードルは高そうである。
*文中敬称略