清高の ニュースの感想 令和版

題名川柳・内容超一流!

プロとアマ 考え方が 違うんだ

将棋世界』(マイナビ出版)2017年6月号の特集の一つは「勝率アップの早指し術 ―時間を武器にする戦い方―』その中で、
「Chapter1 早指し対談 山崎隆之八段×糸谷哲郎八段 「関西スピードスター、早指しを語る」 」が興味深かった。以下、筆者の体験を交えて展開する。

印象深かったのは、p118の山崎隆之八段のコメント、2分「切れ負けは相手の狙い筋を探しますが、10秒将棋は最善手を探す方針」だという。その他、プロの思考が書いてあって参考になる。

ただ、将棋ウォーズをやった限りでの筆者の経験を記せば、10分切れ負けの場合は最善手を探す方針で、10秒将棋の場合は破綻しないような手を指すように心がけている。3分はそもそもやらない。

戻ってp110で、糸谷哲郎八段は「30分なら、序盤5分、中盤10分、終盤15分と言った具合」とコメントしているが、筆者なら前述のように最善手を探す方針で惜しみなく使ってしまう。

糸谷八段は30分将棋を例に挙げていたが、10分切れ負けの場合、アマチュア強豪も惜しみなく序盤から時間を使ったのを見たことがある(テレビで。棋戦名は忘れた)。

マチュア強豪がどのような考えで時間を使ったかは知らないが、筆者の体験の限りでは、プロとアマの芸風が違うように感じた。もっとも、プロとアマ強豪は哲学が同じで、ヘボな筆者が合理的に時間を使えてないだけかもしれないが。