時事ドットコム「蓮舫氏、国籍資料を18日公表=戸籍謄本全面開示は否定」(2017年7月13日17時25分。http://www.jiji.com/jc/article?k=2017071300854&g=pol
)によると、「民進党の蓮舫代表は13日の記者会見で、自身が日本と台湾の「二重国籍」だった問題に関し、「私自身が既に台湾の国籍を有していないことが分かる部分を伝える準備はある」と述べ、18日に関連資料を公表する意向を示した」という。ただ、「会見では戸籍謄本の全面開示を否定し」たという。
別にしなくてもいいことである。政党の党首の国籍は、回答者の知る限り法律で示されていないし(個々の政党で決めること)、被選挙権は日本国民(日本国籍を有するもの)であればよく(公職選挙法第10条)、外国籍も併せ持つ人の立候補を禁止する規定がないからである(外務公務員にはなれない。外務公務員法第7条)。
しかし、蓮舫は、党勢がよろしくないこともあってか、しなくてもいいことをすることを決断した。
筆者も経験したが、する必要のないことを強要して笑いものにするいじめがある。今回の蓮舫の国籍の話を見聞すると、一部の日本人(たぶん)が蓮舫をいじめているふうにしか見えない。人をいじめる暇があったら他のことをした方がいいと学習しなかったんだろうか?なお、いじめというのは、どんな理由でもするものである(成績が良かったり、出身地が異なったり)。
*文中は原則敬称略。