清高の ニュースの感想 令和版

題名川柳・内容超一流!

プロになる ならばやらない SNS

最近、及川眠子(ねこ)さん(以下、「著者」とも表記)の『猫の手も貸したい』(リットーミュージック。2018)を読み終え、アマゾンにもレビューを寄稿した。https://www.amazon.co.jp/gp/customer-reviews/R138DDEEU831Q5/ref=cm_cr_arp_d_rvw_ttl?ie=UTF8&ASIN=4845632675

もご一読。
 
作詞について参考になる記述が多いが(それは本を買って読んでね)、そこから少々ズレた内容で印象に残ったところがあったので紹介する。
 
それはp122「クソリプを“金”に変えろ!」である。著者はSNSをやっているが、「『どうしても職業作詞家になりたい!』という人は、あえて『やらない』ほうがいいんじゃないかと思います。SNSで気持ちを小出しにできるから、心に溜まっていくことがなくなってしまうような気がするんですよ」のところ。
 
なるほどと思った。Twitterで小出しにすると、ブログの量を書くの、たしかに困難になるし。
 
また、こうしてお金にもならない(わけではない。アクセス数が増えればTポイントがもらえる。だから、Yahoo!ブログ、現時点ではオススメ(2019年9月11日時点で終了決定。Tポイントももらえない))ブログ記事を書くからまとまった本が書けないということもあろう(本を書こうと思ったことはないが。ただ、ブログをまとめた本もあるらしい)。
 
でも、筆者はインターネット上の表現から撤退しないよ。とりあえず書きたいので。
 
本題はここまで(?)。あとは本題と関係ないことを付記。
 
p162から「ゲーム作品の音楽への苦言」のところ。著者は「時流」(p163)とするが、ゲーム音楽には「『独りよがりのメロディが多い』」(p162)らしい。筆者は「作曲のメソッドを理解したりトレーニングをしていない人」(p162)だが、ゲーム音楽に限らず最近の流行音楽を聴いても感動しないのはもしかしたら「『独りよがりのメロディが多い』」(p162)からかな、と勝手に思ってしまった。具体例を挙げられなくて申し訳ないが。
 
p182からの「『歌い手』から見た、及川眠子の歌詞の“魅力”とは?」と題した、高橋洋子さんのインタビューが載っているが、p186で高橋洋子さんは「『残酷な天使のテーゼ』と『魂のルフラン』にはちゃんと英語やフランス語のバージョンがあるんですけど、どこの国へ行っても、ファンの方は日本語で歌う」のだそうだ。最近筆者は、ガールズグループを中心にK-POPを聴いているが、意味が分かる日本語より意味も分からない韓国語のほうがいいと思うことがある。もっとも、高橋洋子さんの歌についてはファンの方はわかっているのだろうが、元の言語のほうがいい場合が多いのかな、と思った。ただ、例外の一つは、ジプシー・キングスバージョンの「ボラーレ」かな(BS-TBS「SONGTOSOUL」「#88 ボラーレ/ジプシー・キングス」(http://www.bs-tbs.co.jp/songtosoul/onair/onair_88.html
)もご一読。オリジナルはイタリア語だが、ジプシー・キングスのはスペイン語がベース)。