清高の ニュースの感想 令和版

題名川柳・内容超一流!

訂正の 必要感じず 軽減税率

筆者はアマゾンでもレビューを寄稿しているが、2018年11月15日に「浅いところ いくつかあるから 星4つ」(https://www.amazon.co.jp/gp/customer-reviews/R15UF3EI6D4I5O/ref=cm_cr_srp_d_rvw_ttl?ie=UTF8&ASIN=4794969945

)を寄稿し、そこで「(2)軽減税率について「基本的に賛成」(p202)は浅い。三木義一『日本の税金(第3版)』(岩波新書)をはじめとして、レビュアーは軽減税率が低所得者に有効だ(一応これが軽減税率の根拠とされる)という根拠を寡聞にして知らない」と書いた。
 
数日後、Yahoo!ニュースで、「軽減税率を『税の専門家』たちはどう見ていたのか」(中田大悟。2018年11月15日1時11分。https://news.yahoo.co.jp/byline/nakatadaigo/20181115-00104173/
)を発見した。筆者のレビュー投稿より先に投稿されたが、筆者の「軽減税率が低所得者に有効だ(一応これが軽減税率の根拠とされる)という根拠を寡聞にして知らない」は間違いだったのか?
 
結論を書くと、杞憂だった。
 
中田さんの文章は面白い。「それぞれの委員・特別委員のご発言について、私から特に、解説をつけるようなことはしなくても良いと思います。読んでいただければ、なにか伝わるものがあるでしょう」とのこと。たしかに。
 
文末に「中里会長/…軽減税率については、お二人を除いてかなり強い反対があったと理解しています」とある。この「お二人」は、野坂雅一委員((株)読売新聞東京本社調査研究本部研究員)と、中静敬一郎委員((株)産業経済新聞社取締役論説委員論説委員長)である。中静さんのコメント「今まで、野坂委員以外は反対でしたが、私はやはり軽減税率の導入は必要だと思います」が根拠。
 
要は、新聞社の人だけが軽減税率を肯定的に評価しており、他の委員は全員否定しているのだ。
 
新聞に軽減税率が適用されるから見方が歪んでいるのかもしれない。