清高の ニュースの感想 令和版

題名川柳・内容超一流!

AKB やっぱり少女 趣味だった

今さらAKBグループでもないだろうが、という声もありそうだが、人気の衰えはなさそうなので、以下、エントリーする。

 
以前、当ブログで「AKB 人気あるのは 日本だけ?」(http://blogs.yahoo.co.jp/kiyotaka_since1974/54421205.html
)というエントリーをしたが、そこで、)田村耕太郎・著『世界のエリートはなぜ歩きながら本を読むのか?』(マガジンハウス、2013〉においてAKB48の評価を紹介したが、筆者はまじめにAKBグループのパフォーマンスを見たことがなかった。そこで、2016年10月22日20時から放送された、NHKBSプレミアム「スーパープレミアム AKB48FES  2016」(以下、「番組」と表記)を観た。
 
正直やかましかったな。歌も棒読みに聴こえたし。全曲秋元康の作詞だが、放送された曲がたまたまなんだろうけど、強い言葉の応援歌や生徒レベルの恋愛の歌詞が多く、うんざりしてしまった。また、筆者がリズムを取った限りでは、大半の曲が正拍の4つ打ちだったので、これもうんざり。
 
次は見栄え。たまにK-POPの番組も見るが(こちらは「今さら」と言われそうだな)、K-POPの女性グループのほうが見栄えがいい印象だった。
 
第3に、、コント。「脱ぐ」という言葉を聞いたので、品がないな、と思ってしまった。ただ、「コント」と書いたが、全然つまらないということはなかった。また、コントの前のサックスは良かった。
 
番組は、ライブだけでなく、AKBグループの歴史も紹介。SKE48松井珠理奈は11歳で劇場初登場だとか、2011年結成当時のHKT48の平均年齢が13.8歳だったとかが印象的。前述の田村の本には「『世界で言えば間違いなくロリコンだよ。いい例がAKB48』」(『世界のエリートはなぜ歩きながら本を読むのか?』p172,173)とあったが、やっぱりAKBグループは少女趣味と見て間違いなさそうだ。ただ、それは日本の大衆音楽の伝統でもある。花の中3トリオ、SPEED,宇多田ヒカルと、例は結構ある。また、少女趣味はひとつの趣味でそれ自体に問題はない。でも、日本人って、少女が好きなんだと改めて思った。
 
ここからは、『週刊文春』で連載されている、近田春夫「考えるヒット」流に(つまり、あとの部分はざっと。ファンの皆さんゴメンナサイ)。
 
別の日に、『偉大なる歌謡曲に感謝 ~東京の唄~』(2016年8月26日23時からフジテレビ系列で放送)で、桑田佳祐の歌を聴いたが、カヴァーが絶妙。たいていのカヴァーはオリジナルの真似かオリジナルとぜんぜん違うか(それらが悪いわけではない)だが、桑田のはオリジナルの味を残しつつ桑田テイストがある、なかなかないカヴァーだった。フーテンの寅さんに扮していたが、以前フジテレビで「音楽寅さん」という番組をやっていたのを思い出した。
 
*文中敬称略