清高の ニュースの感想 令和版

題名川柳・内容超一流!

杉田水脈の おかげで批判? 西野カナ

一昨日(おととい。2018年12月1日のこと)NHK総合で放送された「SONGS」は西野カナさん。

 
別の用事があったので最後の部分だけ見たが、「Bedtime Story」という曲を歌っていた。
 
 
歌詞に「Bedtime Story」という言葉は出てこないが、なんとなく「Bedtime Story」、すなわち、寝るときに想像する話なので(筆者の解釈)、(いつもながら西野さんはなかなかうまくやるな)、と思った。
 
ただ、筆者は、今年に入ってから、休刊した『新潮45』の杉田水脈発言をきっかけに(参考までに「杉田水脈(みお)でも やらかし『新潮 45』」(https://blogs.yahoo.co.jp/kiyotaka_since1974/56726073.html
)をご一読)、性的指向のことを少々勉強したので(と大げさに書いたが、『13歳から知っておきたいLGBT+』(アジュリー・マーデル、ダイヤモンド社、2017)たった1冊を読んだだけである。筆者のレビューは「アイデンティティ 形成一助に なる本だ」(https://www.amazon.co.jp/gp/customer-reviews/R39Y17PLS63678/ref=cm_cr_dp_d_rvw_ttl?ie=UTF8&ASIN=4478102961
))、「Bedtime Story」に批判的な視座も持った。「男の子」と「女の子」が出会って幸せに暮らすという内容だが、それはあくまで一つの話で、「男の子」と「男の子」(一例)かもしれないし、それほど「心がいっぱい」にならない人もいるらしい。
 
また、少々ズレるが、男の子が守り、女の子が「頼りにしてる」というのも、ジェンダー規範に見える。
 
筆者は男性のシスジェンダーヘテロセクシャルなので、「Bedtime Story」を単純に肯定したくなるが(疑問に思わず、そんなものだと思ってしまうが)、杉田水脈さんのおかげで、批判的な視座を持つことができた。もっとも、杉田水脈さんの論文は論外なので、感謝はしたくないけれど。
 
というわけで、本エントリーの教訓は、筆者の記憶では吉川英治座右の銘「我以外皆我師」ということである。