野党にね 転落すれば 「悪夢」だよ

今日紹介する記事は、日本経済新聞電子版「『民主政権は悪夢』　岡田氏の撤回要求、首相は拒否 」（2019/2/12 17:00 (2019/2/12 20:58更新)。https://www.nikkei.com/article/DGXMZO41160540S9A210C1PP8000/

）。記事によると、安倍晋三・自由民主党総裁(内閣総理大臣)「は10日の党大会で2007年参院選を振り返り『わが党の敗北で政治は安定を失い、あの悪夢のような民主党政権が誕生した』と述べた」という。

 

まぁ、政治家ですもん、野党に転落すれば「悪夢」ですわな。

 

だから、現在は、旧民主党の政治家にとって「悪夢」ということである。

 

ただ、日本経済新聞電子版の記事の通りであれば、安倍晋三さんの負けになっている。

 

「『経済は失速し、後退し、低迷した』」という事実はない。何を持って「失速」や「後退」というのかが不明だが、それらはリーマン・ショックのせいであり、民主党政権のせいではないのは、各種指標から明らかである(筆者がよく用いる景気動向指数やら何やらを調べればわかる)。

 

一方、「立民の枝野幸男代表は11日の全国幹事長会議で『あの時代はむしろ自殺者が減るなど良くなった部分もある』と反論した」のは、正しい。厚生労働省HPより。https://www.mhlw.go.jp/wp/hakusyo/jisatsu/16/dl/1-01.pdf

ただ、民主党政権のおかげかはわからないが(現在も減少傾向だし)。

 

強引だが、この件だけなら、やっぱり安倍晋三さんより旧民主党のほうがいいな、となるだろうね。