今日の朝、NHKラジオ第1を聴いていたら、NHK NEWS WEBにある「“キャッシュレス決済だけの店認めない”米で初の条例施行へ」（2019年3月8日6時47分。https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190308/k10011839811000.html?utm_int=news-international_contents_list-items_022
）にある内容を聴いた。すなわち、NHK NEWS WEBの記事によると、「現金を使わない、いわゆる『キャッシュレス』決済が増える中、アメリカ東部のフィラデルフィア市は、低所得者や移民など現金しか持たない人に不利になってはならないとして、全米で初めてキャッシュレス決済だけの店舗は認めない条例を施行することになりました」という。
一方、日本では、2019年10月に消費税増税が予定されている。消費税は逆進性が強い、すなわち、低所得者に負担が大きいというのが、筆者の知る限り通説である。その逆進性緩和のために行われるのは、軽減税率や、キャッシュレス決済におけるポイントでの還元と聞いている。
しかし、軽減税率は逆進性緩和の効果がないのが通説だし（「訂正の 必要感じず 軽減税率」（https://blogs.yahoo.co.jp/kiyotaka_since1974/56819890.html
)をご一読)、今日のNHK NEWS WEBの限りでは、キャッシュレス決済のポイント還元が逆進性緩和にはならないようだ。
*タイトル敬称略。筆者は川柳もどきを作っているが、川柳の正式な作法を知らないので、最近見ている「プレバト!!」(毎日放送。TBS系全国ネット)の夏井いつき先生のコメントを参考にして、俳句のように5・7・5(破調含む)にしたつもりです。
**補足(2019年3月9日)
読売新聞2019年3月9日統合版13版8面にも「『現金お断り』の店 ダメ！」と題した記事が載っている。読売新聞の記事の特色は、「条例施行に懸念の声が上がっている」ことを書いていることである。
