2019年3月17日19時30分から、NHKのBSプレミアムにおいて、「こころの歌人たち『作詞家・阿木燿子』」(NHKホームページより。http://www4.nhk.or.jp/P3797/x/2019-03-17/10/22040/2040658/
なお、セットリストは、NHKの番組表(東京で。http://www2.nhk.or.jp/hensei/program/index.cgi?area=001&type=0&mode=1&date=2019-03-23&tz=afternoon&f=top
)で確認。)という番組が放送された。
阿木さんと言えば、宇崎竜童さんと組んで、山口百恵さんの楽曲を多数作ったというのが筆者のイメージであるが、筆者が一番印象に残っているのは、番組でも放送された、ジュディ・オングさんの「魅せられて」である。羽を広げるパフォーマンスが特に。
番組はそんなに熱心には見ていないが、山口さんの歌も懐かしい。これは筆者の印象だが、イマドキの歌い手、特に演歌でない人は、自作で、実際の年齢より幼い曲を歌うイメージがあるが、山口さんの歌のカバーを聴いていると、(山口さんはかなり若かったのにドキッとする歌を歌っていたんだな)と思った。ただ、阿木宇崎コンビだけではないが、山口さんの歌は、今聴くと大抵(セルフ含め)カバーのほうがうまい。しかし、凄く若いのに大人の歌を歌ったというのはすごいと思った。
前述「セットリスト」の曲は有名かつ名曲ばかりだ(ろう)が、筆者の場合、(石嶺聡子さんの「shine」はやっぱり入らないんだな)とも思ってしまった。
筆者は後述の番組を見ていないのであとで調べたが、日本テレビ・同系列全国ネットの「知ってるつもり?!」のエンディングテーマだった曲。それを抜きにしてもよくできた曲なので、((前略)やっぱり入らないんだな)と書くのである。
歌詞はUta-Netから。https://www.uta-net.com/song/113337/
1番と2番の出だし(「悲しくないのに泣いた/幼い日のこと」と「楽しくないのに笑う/大人になったら」)が対になっていたり(この程度は当然じゃん、という非難は感受)、タイトルの「shine」に「輝き」や「光」の意味をこめており、歌詞の形式面からもよくできた曲だと思う。
から。歌詞のイメージにぴったりの、やさしい歌唱になっている。
歌詞も歌唱も(もちろん曲も)素晴らしいはずなのに、代表曲・名曲になっていないと思ったので、あえて紹介した。よかったら聴いてみてください。