清高の ニュースの感想 令和版

題名川柳・内容超一流!

社会民主党でも勝つことがあるんだ・・・・

滋賀県の知事選で嘉田由紀子氏(社会民主党支持)が国松善次氏(自由民主党民主党公明党推薦)と辻義則氏(日本共産党推薦)を破って当選した。女性知事は全国5人目だそうだが、特筆に値するのは社会民主党が支持した候補者が勝ったことだ。

県知事選なので、県政が争点になっているのが原因なのだが(新幹線の新駅、ダム建設の凍結、知事退職金返上(宮城県の村井知事も公約しているが、個人的には反対(人材確保の主張のほうが正当))、小中学校の30人学級実現などを公約に掲げたそうだ)、国松氏を支持した政党の不支持も原因なのではないかと勘ぐってしまう。特に、民主党は第2自由民主党というべき状態で、自由民主党不支持者の民意を吸収できていないように思う。

となると、自由民主党不支持者の代弁者としては社会民主党日本共産党しか選択肢はないが、共産党は暴力的革命を肯定しているのではないかという不安もあるので、社会民主党という選択が考えられるか。

しかし、社会民主党には以下の不安がある。第一に、旧日本社会党朝鮮労働党と友党関係にあったこと(正式に解消したのだろうか?)。第二に、「がんこに護憲」であること。これらから国の安全を守れるのか不安がある。国防に関しては妥協し(憲法9条改正を是認する。案は自由民主党と同じである必要はない)、労働者(すべての。もちろん予備軍(失業者、無業者)も含む)の利益代弁を重視しなければ、この選挙に勝っただけの存在感のない政党のままであろう(もっとも、朝鮮労働党と友党関係にあったことがもうすでに致命傷なのかもしれない)。

なお、この記事は、読売新聞(http://www.yomiuri.co.jp/)東京本社版第13版を参考にしました。