清高の ニュースの感想 令和版

題名川柳・内容超一流!

辛坊治郎よ 「某国」を 明らかにせよ(2)

 

kiyotaka-since1974.hatenablog.com

 で書いたことに動きがあった。

 

1.FRIDAYデジタル「辛坊治郎『深層NEWS』3月降板決定!パワハラ騒動の「深層」」(2020年3月16日)

friday.kodansha.co.jp

によると、「深層NEWS」(BS日テレBS日本))「の演出担当で外部スタッフであるC氏」が、文春オンライン等で報じられた、辛坊治郎さんのパワーハラスメントを否定したという。

 

文春オンラインで「辛坊治郎」で検索した結果、以下のような記事を見つけた。

2.「辛坊治郎が日テレ女性社員に「壁ドン」パワハラ」(2020年1月8日)

bunshun.jp

 

3.「「許されざるパワハラ辛坊治郎“女性社員に壁ドン”日テレ「社内報告書」入手」(2020年1月15日)

bunshun.jp

 

前後するが、1.によると、「フリーのニュースキャスター・辛坊治郎氏が、自身が司会を務める『深層NEWS』(BS日テレ)を3月いっぱいで降板することが決まった」という。辛坊治郎さんは「『せっかく視聴率も上がっていたのに』」(1.)と残念がっていたが、筆者は朗報だと思った。

 

ただ、筆者が朗報だと思う理由は、パワーハラスメントではない。パワーハラスメントについては、3.にある日テレ広報部のコメント「「弊社内の調査、聞き取りに基づき、このようなことが再び起きないよう、辛坊治郎氏に申し入れました」」に尽きると思う。つまり、済んだ話だということである。

 

筆者が降板を朗報だと思うのは(ついでに書けば、「ウェークアップ!ぷらす」(読売テレビ日本テレビ系列全国ネット)その他すべての降板ならなおよい)、2020年3月21日現在で、辛坊治郎さんが言う「某国の陰謀」(

 )が何ら証明されていないからである。

 

筆者は、何号だったかは失念したが、「辛坊治郎の「ニュース食い倒れ!」」には中国の陰謀という趣旨の記事があった(立ち読みなので現在手元にない。読者の皆様、申し訳ない)。しかし、2020年3月21日現在で、辛坊治郎さん以外に、辛坊治郎さんが中国に妨害されているということを記事にした人・会社は、ウェブで読める範囲では、ない。Googleニュース辛坊治郎さんのパワーハラスメント関連の記事は

https://news.google.com/stories/CAAqOQgKIjNDQklTSURvSmMzUnZjbmt0TXpZd1NoTUtFUWo3NDh2c2xJQU1FY1lzZk4zR2l0TEtLQUFQAQ?hl=ja&gl=JP&ceid=JP%3Aja だが、辛坊治郎さんに対する妨害行為は確認できない(あくまで、2020年3月21日現在で)。

 

辛坊さんは、事実を伝えるジャーナリストのはずである。それが、現時点では事実とは言い難いことを書き、更に誰も証明していない。このような人は、事実を取り扱うニュース番組に向かないわけで、筆者がBS日本の編成担当でも辛坊さんとの契約は更新しないだろう。いくら視聴率を稼いでいても事実か疑わしいことを言う人では困るのである。ましてや「報道ステーション」(テレビ朝日)、「国際報道」(NHK-BS1)、「日経プラス10」(BSテレビ東京)と、はっきり書いちゃえば「深層NEWS」より魅力的なコンテンツがいっぱいある時間である。事実か疑わしいことを言う人をのさばらせておく余裕などないはずである。

 

今後の辛坊治郎さんに望むことは、中国の陰謀でパワーハラスメント問題が明らかになったことを証明することであり、それが出来なければ潔く報道の場から身を引くことである。