清高の ニュースの感想 令和版

題名川柳・内容超一流!

日本にも 宗教ヘイト 現われる?

福岡県で5歳児が餓死するという痛ましい事件が起こったが、それを報じるデイリー新潮の記事の見出しは「福岡5歳児餓死事件、母親とママ友は「創価学会員」だった 衰弱の我が子に“お題目”」(週刊新潮 2021年3月18日号掲載)。

www.dailyshincho.jp

なお、ライバル誌『週刊文春』2021年3月18日号の見出し(読売新聞2021年3月11日統合版13版9面による)には「詐欺・クレームの常習犯、創価学会に勧誘」とある。

 

子どもの餓死や犯罪と宗教って、この事件の場合は関係ないだろ。じゃ、創価学会の信者の子どもって若いうちにみんな亡くなるのか?

 

週刊新潮』であれ『週刊文春』であれ、目的は特定宗教に対する憎悪にしか見えない。ヘイトスピーチの意味は

ヘイトスピーチとは - コトバンク で確認してもらうとして、『週刊新潮』や『週刊文春』の表現だと、宗教を理由として特定の個人を貶めている(「知恵蔵Miniの解説」を参照した)風にしか読めず、宗教ヘイトと解釈されても仕方がない。

 

ただ、宗教上のヘイトスピーチが行き過ぎると、宗教を批判することが難しくなってしまうと思う。だから筆者は、例えば人種(人種差別撤廃条約第1条定義)を理由とするヘイトスピーチと比較して宗教を理由とするヘイトスピーチを糾弾するのに若干のためらいをも感じる。