清高の ニュースの感想 令和版

題名川柳・内容超一流!

「戦争反対」 主張するのが 正しいか

 ロシアのウクライナ侵攻が続いている。

 

 このことで思ったのは、(戦争反対を唱えるのがいいな)ということである。

 

 ロシアが悪い!というのは正しいとしても、その論理だと、(じゃ、アメリカとイギリスが仕掛けたイラク戦争はどうだ?民間人もたくさん死んだじゃないか)くらい思われると詰まってしまう。

 

 「戦争反対」と書いたが、ここにおいて「戦争」は、日本国憲法第9条第1項にある「国権の発動たる戦争と、武力による威嚇または武力の行使」のこととするが、それに反対することが、平和を愛する人間の第一歩のように思う。

 

 もっとも、それでも、「国際紛争を解決する手段」(日本国憲法第9条第1項)として放棄されているにすぎず、今回のウクライナ侵攻の場合、当初のロシアの主張では武力行使ができてしまうのだが、現状が集団的自衛権の行使とはとても言えない状況なのは検討すればわかるはずなので(各自で検討してほしい)、「戦争反対」の主張はそれなりの妥当性があると思われる。

 

 ところで、平時の時に「戦争反対」みたいなことを言うと、「このパヨクが!」みたいに言われることはないだろうか? 「パヨク」は、千葉麗子・著『くたばれパヨク』(青林堂、2016)によると「劣化左翼」のことだが、実際の「パヨク」は、劣化しておらず、勇気のある人が多いように思う。従って、「戦争反対」をきっかけに、「パヨク」と言われている人の主張を検討するのは有益かもしれない。