1. 今日は、高市早苗・経済安全保障担当大臣は、総務省にある文書を根拠なく「捏造だぁ~~~~!!!」と言って日本政府の信用を毀損したのだから辞任すべきなのに、何らその動きがなく、マスメディアも追及しないので、腐っている! くらいのことを書こうと思ったのだが、その疑惑を追及した小西ひろゆき・参議院議員のことを書くことにする。
本記事で取り上げる小西洋之(Twitterアカウントは「小西ひろゆき」名義。@konishihiroyuki。
https://twitter.com/konishihiroyuki )の発言で、現在話題になっている記事と、筆者がはてなブックマークで見つけたと思われる*1ツイートを検討する。
2. (1)まずは、産経新聞電子版が報じた「小西氏、憲法審の毎週開催『サルがやること』『蛮族の行為』」をご覧いただこう。2023年3月29日18時40分の記事。
上記産経新聞の記事によると、
立憲民主党の小西洋之参院議員は29日、週1回の開催が定着している衆院憲法審査会を念頭に「毎週開催は憲法のことなんか考えないサルがやることだ」と批判した。参院憲法審の幹事懇談会後、記者団に語った。「何も考えていない人たち、蛮族の行為だ。野蛮だ」とも述べた。
小西氏は参院憲法審の野党筆頭幹事を務めている。憲法審について「憲法を真面目に議論しようとしたら毎週開催なんてできるわけがない。私は憲法学者だが、毎週議論はできない」と持論を展開。(以下略)
普通の能力があれば、第2パラグラフが小西の言いたいことであることは簡単にわかるが、これが騒ぎになっている。NHK NEWS WEB「立民 小西議員の憲法論議めぐる発言 “発言切り取られ報道”」(2023年3月30日18時2分)をご一読あれ。
そこでは、先述の産経新聞の記事の第1パラグラフを問題視しているが、第2パラグラフの小西の懸念は、あり得る懸念であり、反発をするほどでもない。それより、「『私は憲法学者だが』」と言ったとしたら、その方が問題だろう。『参議院議員 小西ひろゆき公式サイト』「プロフィール」
に、その旨の記述がないからである。白黒をはっきりさせるべきはむしろそこだろう。
(2)次は、小西洋之が2023年3月29日22時38分にしたツイート。
この際、放送法に違反し偏向報道を続けるNHKとフジテレビに対し、放送法などあらゆる手段を講じて、その報道姿勢の改善を求めたいと考えます。
— 小西ひろゆき (参議院議員) (@konishihiroyuki) 2023年3月29日
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これでは、安倍晋三政権時の自由民主党の人と同じにしか見えない。
3.というわけで、当ブログの見解としては、「サル」*2、「『蛮族の行為だ。野蛮だ』」*3は問題なしだが、「『私は憲法学者だが』」*4の真偽と、2.(2)で取り上げたツイートは問題と考えるので、責任を取るべきであると考える。筆者は自由民主党より立憲民主党を支持する者だからか、現時点でも高市早苗・経済安全保障担当大臣の大臣、ならびに議員辞職を求めるものであるし*5、国会議員やメディアも求めるべきで、それができないなら腐っていると認定するが、それとパラレルに考えたら、小西議員辞職もやむを得ないと思うのである。せっかく問題点を取り上げたのに、残念である。