G7広島サミット*1が終わった。それについて目に付いた記事等を紹介する。
①neko(@mayumi3141)が2023年5月21日11時12分にしたツイート。
facebookやってない人もいるだろうから
— neko (@mayumi3141) 2023年5月21日
昨日の内田聖子さん(アジア太平洋資料センター<PARC>共同代表)のG7めぐる投稿(一部省略)紹介https://t.co/u5EVMq7LL7
それにつけても日本マスコミの翼賛報道酷いもんだ pic.twitter.com/LI4A9C43SF
それでは、内田聖子が何を書いたか。それはフェイスブックにある。2023年5月20日3時29分の投稿。
ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領の来日で他の議題がおろそかになっているのではないかという内容等で、なるほどと思った。
②産経新聞デジタル「鈴木宗男氏、G7サミットに『失望する』」(2023年5月21日18時8分)
②によると、
日本維新の会の鈴木宗男参院議員は21日、自らのブログで、広島市で開かれていた先進7カ国首脳会議(G7広島サミット)について「G7で『一にも二にも停戦ん(ママ)だ。お互い銃を置け。我々が仲介に入り両方の話を聞く』という声が出なかったことに失望する」と書き込んだ
という。
産経新聞デジタルが紹介していた記事は、『花に水 人に心 ムネオ オフィシャルブログ by Ameba』「5月21日(日)」である。
これはこれで一理ある考えだと思った。ただ、続きがある。同「5月22日(月)」である。
「5月22日(月)」によると、
G7サミットで日本発、停戦に向けての協議を期待したが、ウクライナだけを呼んで、一方の当事国ロシアに声をかけないでは話し合いにならない。
とのこと。これ自体は腑に落ちるが、ウラジーミル・プーチン大統領の訪日は、実現しないだろう。というのは、「ロシアのウクライナ侵略を巡ってプーチン露大統領らに戦争犯罪の疑いで逮捕状を出した国際刑事裁判所」*2という事情があるからである。しかし、核兵器を持っているのはロシアの側なのだから*3、ロシアの人にこそ広島に来てもらった方がいいのだけれど*4。
これら2本の記事、ならびに元記事を紹介した理由は、筆者の私見として、対立するだけでいいのかと思ったからである。ロシアや中国が正しいとは言わないし、問題はあるだろう。しかし、対立したからと言ってうまく行くイメージがどうしても湧かないのである。とりわけ中国を外して世界経済が成り立つものだろうか。
*2:読売新聞オンライン「プーチン大統領に戦争犯罪の疑いで逮捕状のICC検察官、ロシアが報復で指名手配」(2023年5月20日17時23分。
https://www.yomiuri.co.jp/world/20230520-OYT1T50096/
)
*3:NHK NEWS WEB「【詳しく】ロシアは核兵器を使うのか?プーチン大統領の判断は?」(2023年3月1日。
https://www3.nhk.or.jp/news/special/international_news_navi/articles/qa/2023/03/01/29695.html
) ロシアが世界最多の核兵器保有国である一方、ウクライナは持っていないことを確認されたし。
*4:ただ、だから脅しに使える、と解釈される懸念はあるが。