清高の ニュースの感想 令和版

題名川柳・内容超一流!

選挙について あれやこれやと 書いてみる

昨日、衆議院議員の補選(神奈川16区と大阪9区。なお、比例代表選出議員の場合は、補選はなく、繰り上げ当選)が行われ、ともに自由民主党の議員が勝った。

勝因は、安倍さんの外交姿勢、公明党のおかげ、など、いろいろあろう。問題は敗因である。

共産党は論外として、民主党がなぜ勝てないか。それは、スタンスがよく分からないからである。小沢さんが党首になって、やっと「福田赳夫vs田中角栄」という対立軸ができたが、所詮は単なる権力争いの域を出ない(経済政策では緊縮財政vs財政出動、外交ではその他vs親中なのか)。すなわち、アメリカ共和党vs民主党(保守とリベラル)、イギリス保守党vs労働党(保守と社会主義)のような理念的な対立のようには見えない。民主党が生き残るには、ある程度左でないといけないが、小沢さんが党首では無理だろうな。仮に左になっても、日本の左は頑なだから(がんこに護憲!)、やはりダメなんだろうな。

話は変わって、滋賀県栗東市長選も行われ、新駅「推進」派の現職、国松昭一氏(無所属。自由民主党推薦)が、「凍結」を主張した前市議、田村隆光氏(無所属、民主党社会民主党推薦。滋賀県知事と親和的?)、「中止」を訴えた杉田聡司氏(無所属。共産党推薦)を破って再選した。この選挙の勝因は新駅反対派の票が分かれたことなのだろう。

なお、この記事は、読売新聞2006年10月23日朝刊を参考にしました。