清高の ニュースの感想 令和版

題名川柳・内容超一流!

お上に歌を 選んでもらうの どうだろう

今日の読売新聞朝刊社会面34ページ(仙台では)によると、文化庁が国民から「日本の歌百選」を募集して、その選考結果が発表されたそうだ(詳細は右記。http://www.uta100sen.jp/)。

百選の内容については特にない。しかし、以下の疑問がある。

第1に、読売新聞朝刊社会面34ページによると、「「日本の歌百選」は、少年犯罪の報道を見るたびにに、世代間の断絶や人間関係の希薄化などの風潮を心配していた河合隼雄文化庁長官(休職中)が発案」したというが、‐年犯罪そのものは報道されるほど深刻ではない(各種統計から明らか)、∪ぢ經屬涼農笋篆祐峇愀犬隆??修楼いことばかりではない(世代間の断絶の原因の一つはテクノロジーの発達といえるし(各々で好きな音楽を聴く場合を想定)、うっとうしい人間関係を築く必要がなく、楽になったともいえる)、以上2点の理由より発案者には申し訳ないが、この取り組みを全肯定することは出来ない。

第2に、こんなことはわざわざお上が機会を設けなければできないことなのだろうか。それぞれの家庭で歌い継いだり、音楽の教科書の執筆者の先生が工夫したり、岩波文庫緑帯の「日本唱歌集」「日本童謡集」でも買えば(これらの本の欠点はCDがついていないこと。岩波書店さんはCDつきも検討してほしい)よいのではないか。それより大事なのは、残業規制を強化するなど、親子がコミュニケーションをとりやすい環境を作ることではないか。