清高の ニュースの感想 令和版

題名川柳・内容超一流!

全ページ やればいいとは いえないな

今日の読売新聞朝刊1面(仙台では)によると、警視庁が、被疑者の取調べ時に作成する調書の全ページに、被疑者本人から指印などの押印を求めたり、調書の内容確認のため、今までは「読み聞かせ」もしくは「閲覧させ」たりしたものを、両方実施することにしたという。

この記事によると、取調べの録音・録画をしたくない警視庁が妥協点を探ろうとしているそうだが、もしそうならとんでもないことだ。警視庁サイドはどんな被疑者の取調べでも聞かせたり見せられたりできないほどひどい取調べをやっているのだろうか。任意性を争っている場合にいちばん確かな証拠は録音・録画であるのはいうまでもないことである。その観点からすると、警視庁は読み聞かせや「閲覧」の実施より速やかに取り調べの録音・録画に踏み切るべきである。

もちろん、例外を設けるべきか否か、捜査手段ならびに法改正の検討もすべきだが。