読売新聞のサイト(http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20070713i401.htm)
によると、韓国でまた犬を喰う習慣が物議をかもしているという。
犬を喰うことについての是非は控える。
それにしても、人間は何を喰らえばいいのかは考えてしまう。
まず、植物なら、特に罪悪感もなく喰える(感謝はしているつもり)。
また、卵や乳のように、殺して捕るものではない動物性の食物も特に罪悪感はない。
さらに、魚や虫(イナゴの佃煮を喰ったことがある)も特に罪悪感はない。
話は飛ぶが、人間はとてもじゃないが喰えない。
しかし、そのほかの動物はどうかは考え込んでしまう。
私は精肉の現場で働いたことがないので平然と豚、牛、鶏、羊などを喰えるが、もし働いたら今までどおり喰えるだろうか。
上記の記事で問題となっている犬(もっとも、食用犬だが)や、国際的に問題となっている鯨(小学校のときに喰った記憶がある)、どこかの名物になっている馬(競馬で勝てない馬は喰われてしまうのは皆さんご存知の通り。だから私は競馬は無視している。日本生まれの競輪のほうに好感を持つ。もっとも、どちらもやっていないが)なら豚などと同様に喰っていいのか。
すなわち、どんなものなら喰っていいのかがよくわからないので、こういう記事に接すると悩ましい。もっとも、喰わなければ死ぬという状況ならば、こんなことは考えずになんでも喰うのだから、上記の記事のような論争があるということは、それだけ幸福だといえる。