清高の ニュースの感想 令和版

題名川柳・内容超一流!

こんなのじゃ 仕事に就けるの 難しい(2)

「こんなのじゃ 仕事に就けるの 難しい」(http://blogs.yahoo.co.jp/kiyotaka_since1974/36790740.html)同様、若年者雇用における宮城県の政策批判のつもりです。

訳あって、みやぎ県政だよりなるものを手に入れた。11月号の特集は、「若者が生き生きと働ける宮城を目指して」(11月は「みやぎの若者の働く力を高める月間」です)。

まず、この見出しからダメ。宮城県の若者が働く力がないかのように扱っていいのだろうか(働く力がないといわれて働く気になるか?)。

2ページ。「七五三現象」についての言及もどうか。それだけ既存企業に魅力がないんじゃないか?契約の内容を精査したか?このような問題意識を持ったか?

若者の職業意識の変化?これはネガティブにとらえちゃいけないな。個人の生き方は個人が決めるべきだから。一方、企業の採用行動はきちんと批判しないといけないな。税金たくさん払っていてもね。

「宮城の未来に必要な若者の力」も、なんか、宮城県の都合ばかり書いているような気がする(「宮城県の未来にとっても大きなマイナス」という表現からは、若者の気持ちを汲もうとする意図が感じられない)。

3ページのジョブカフェ・コーディネーターさんのインタビューも疑問。「仕事へのハングリーな気持ちが弱い」?これだけ豊かなんだから、ハングリーな気持ちの欠如を咎めるのは無理では?「希望する仕事が無ければ無理して働かなくてもいい」?正論で、どこが悪いんだ(これがダメだと、強制労働につながりやすい。あくまでも勤労は「権利」ですぞ(「義務」は、社会保障が受けられないだけで、労働しなければならないわけではない))?希望者が少ないと思われる仕事に魅力を付加しない方が悪いんじゃないか?

やはり、宮城県の若年就職に携わっている人は、その人のことなど考えておらず、自己満足でやっているようだ(県政だよりを見る限りでは)。こんな意識では、思ったほどの効果は上がらないだろう。今すぐの意識改革が必要である。