清高の ニュースの感想 令和版

題名川柳・内容超一流!

不起立教員 名簿の破棄は 当たり前

YOMIURI ONLINEの右記の記事(http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20071029i305.htm
によると、
(引用開始)
神奈川県教育委員会は29日、卒業式や入学式の国歌斉唱時に起立しなかった県立高校の教職員名などに関する情報について、収集を始めた2005年度の卒業式から07年度の入学式までの分を破棄する方針を決めた。

 同県個人情報保護審査会が今月24日、「(収集している内容は)県条例で『原則取り扱い禁止』とされている思想信条に該当する情報にあたる」として、是正を求める答申を出したことを受けた措置。

 同県教委は06年3月以来、不起立者の氏名や事実経過などの情報を各校の校長から収集。「(収集した報告は)客観的事実であり、内面にかかる情報収集はしていない」としていた。

 これに対し、氏名などを報告された教職員17人が、こうした情報収集をやめるよう県教委に請求。県教委は認めない決定をしたため、教職員側はこれを不服として、06年8月から同11月にかけ、同審査会に異議を申し立てた。

 答申は、「政治的信念及び個人の人格形成の核心をなす人生観、世界観が発露した情報」と判断。県教委の決定は取り消すべきだと結論づけた
(引用終了)

当然の措置だろう。国歌斉唱時の起立自体が、内面にかかる情報収集の一面もあるから(つまり、客観的事実は一面的。あくまで私見私見ではだから憲法第19条の問題になる)。

式典に国旗・国歌が必要か、そもそも式典が必要かも含め、もう一度式典のあり方を検討すべきである。式典にかこつけて個人の内心をさぐろうとする卑劣な行為は、慎んでもらいたい。