清高の ニュースの感想 令和版

題名川柳・内容超一流!

外国人には 開かれていない 日本のバスケ(但しごく一部)

いわゆるオールジャパン、すなわち、第83回天皇杯、ならびに第74回皇后杯全日本総合バスケットボール選手権大会(来年1月1日から)の組み合わせが、讀賣新聞に載っていた(この大会の詳細は、右記の「オールジャパン2008 大会公式サイト」で。http://alljapan.jabba-net.com/2008/)。

大会概要(上記からアクセス)を見ると、2点注目点が。

第1に、チーム人員が、「1チームについて部長1名、コーチ1名、アシスタントコーチ1名、その他のスタッフ3名、選手12名の計18名以内とする」というところ。選手12名はきちんとしている(FIBAやNBAと同じ)。それに比べると、JBLbjリーグもアマい(JBLは1チーム12名以上16名以内。bjリーグはホームだと15名まで登録可。どちらも12名までにすべきである)。

第2に、参加資格4.「外国人競技者(登録規定及び競技者規定による)の出場はオン・コート・ワンとする」というところ(昨年までは、JBL(旧スーパーリーグ)の外国人選手は出場できなかった)。来期からJBLもそうなるが、JBLのチームが普段のバスケットを見せられないという現状は変わらない。他のチームが戦いやすくするためにこのような規定を設けることには合理性はあるが、見る側にとっては不満だし、他のチームだって、JBLの最善のメンバーと戦いたいだろうに。

第2について補足すると、日本バスケットボール協会http://www.jabba-net.com/
傘下のJBLhttp://www.jbl.or.jp/)は、「全ての国民に解放されたバスケットボール」と謳っているが、オールジャパンも、JBL同様、国民にしか解放するつもりがないようだ。バスケットボールはサイズがものを言う側面もあるので(この点から、bjリーグの外国人制限なしはどうかと思うときもある)合理性がないわけではないが、見る側の楽しみ、日本人選手のレヴェルアップの観点からすれば、外国人選手を少なくする(オールジャパンについては普段より少なく、昨年の大会より多いが)方向性には問題がある。