清高の ニュースの感想 令和版

題名川柳・内容超一流!

舛添さん 言ってることは いつもダメ!?

MSM産経ニュースの右記のページ(http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/080129/trl0801291128002-n1.htm
に、マクドナルドの事件(「日本マクドナルドの店長が労働基準法(第41条第2号)の管理監督者に当たらないとして、同社に未払い残業代の支払いを命じた28日の東京地裁判決」)についての舛添要一厚生労働大臣のとんちんかんなコメントが載っていた。

いわく、「労働時間に裁量がなく、過剰な労働をしていたのは考え直さなければいけないが、(仮に店長に)非常に裁量権があって、給料も優遇されていてフレキシブルにできるのなら管理職に当たる」(と述べ、働き方の多様性も重視すべきだとの考えを示した)

この人、何もわかってないな。役職の名前ではなく、実質を考慮して判決をくだしているのだけどな。「非常に裁量権」以下ならば、管理監督者の可能性が高いでしょ。

あと、働き方の多様性の問題でもないね。もしそれを言うならば、一方的に労働者が選べるようにしなければ意味がないんじゃないか。

年金でも(告訴の義務(刑事訴訟法第239条第2項)は理解するが、してもしょうがない事例(旧田尻町のように、弁償し、なおかつ懲戒免職になっている事例)を告訴した)、労働でも、どうも舛添さんの発言はとんちんかんだ。誰か代わりいないかなぁ。

*なお、この記事は、菅野和夫『労働法(第7版補正版)』(弘文堂法律学講座双書)を参照しました。