清高の ニュースの感想 令和版

題名川柳・内容超一流!

早指しに 三者三様の やりかたが

昨日、第57回NHK杯争奪テレビ将棋トーナメントが終了し、佐藤康光NHK杯が連覇したのはご存知の通り。今回はその早指しの話。

以前からNHK杯を見ているが、棋士によって早指しの流儀というか、やり方があるな、と思った。

私が思ったその流儀は以下の3つ。なお、単純に長考派か否かという基準ではない。
〃弉莊拭´気合型 A肝賄蟲綏

まず,砲弔い董Iず最後に時間を残すタイプ。中原誠十六世名人や谷川浩司九段がこのタイプである。

次に◆持ち時間についてはあまり気にせずに、気合で指すタイプ。今回のNHKの準優勝の鈴木大介八段や、来期登場する田村康介六段(ともに、大内延介九段門下だが、大内先生のお弟子さんだからこう指すわけではない(最近は見ないが、塚田泰明九段はこのタイプではない))がこのタイプである。

最後に。持ち時間についてはあまり気にせずに、使えるだけ使うタイプ。大多数の棋士はこのタイプ。ただ、行方尚史八段は△里茲Δ任發△蝓兵ら秒読みに追い込んで気合を入れている感じもする)、のようでもあり、微妙である。

このように、棋士の時間の使い方を見るのも、NHK杯(銀河戦は見ていないのでなんとも言えない)の楽しみの一つだと思い、あえて開陳した次第である。

なお、私はJT将棋日本シリーズも見るが、これは、NHK杯より持ち時間が短く(持ち時間10分、考慮時間5回)、すべての棋士が全力投球型にならざるを得ないので、この記事のように分けることが出来ないことをつけ加えておく。