清高の ニュースの感想 令和版

題名川柳・内容超一流!

アイシンと トヨタの熱戦 その陰で

ご存知の通り、JBLの初代チャンピオンは、アイシンシーホースとなった。アイシンシーホースさん、おめでとうございます。

それに水を差すつもりはないが、日本のスポーツ界について思うところがあるので、少し陰口チックに書いてみようと思う(「その陰」とは、そんな意味です)。

JBLプレーオフに進出した4チームは、プロチーム(興行権を持っているチーム)とアマチーム(興行権を持っていないチーム。JBOという組織を作って、協会が興行をすると記憶している。チームは、損失を負担しないが、利益も上げない)が2チームずつ。プロチームが敗れ(OSGフェニックス東三河と、三菱電機ダイヤモンドドルフィンズ)、アマチーム同士となった。

大概はプロが強いとしたものだが、チームについては興行権の違いしかないし、プロ契約の人もいるので、アマチーム同士の決勝でもおかしくはない。熱戦も多かったようだ(第3戦以降しか見ていない人(それも、TV)に批判の資格はない)。

読売新聞の今日の朝刊のスポーツ面25ページにも、いいレポートが載っている。ただ、気になるところが。

トヨタなど複数のチームとの争奪戦の末に獲得した2メートル05の竹内(公輔―清高注)」

竹内さんは、新人離れしたすごいプロ(京都新聞「バスケ男子「黄金世代」 竹内兄弟 TAKEUCHI BROTHERS 次の舞台はスーパーリーグ日本の中心選手へ活躍期待」(http://www.kyoto-np.co.jp/kp/sport/mandara/c_basketball/bk12.html
参照)選手である(当然日本代表)。「他チームとの争奪戦の末に獲得した」のだから、かなりのお金を使ったのだろう。ところで、竹内公輔さんの主なサラリーは、本業(バスケではなく)から出ているということになる。興行権を持たないこともそうだが、アイシン精機という会社は、太っ腹な会社ですな。株主や他の従業員に不満はないのだろうか(物を作らない人がお金をもらったり、物を作ること以外にお金を支出しているのですよ)。

日本の実業団システム、ならびにプロ契約システムが成り立つのは、このように、出資者や他の従業員がおおらかであることも一員なのだろう。もっとも、これらのシステムと、広告やイベント主催とは、それほど違いがないのかもしれないが。

*文中一部敬称略