YOMIURI ONLINE「不正合格の教員採用取り消し、不合格者救済も…大分県教委
」(http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20080716-OYS1T00391.htm)
によると、
(引用開始)
大分県の教員採用試験を巡る汚職事件を受け、県教育委員会は16日、臨時会を開き、成績改ざんによって合格した教員の採用を取り消す一方、合格圏内にありながら不合格とされた人については、希望があれば採用することを決めた。
校長と教頭の登用についても、不正が確認されれば懲戒・分限処分とする。
(引用終了)
とのこと。
原則妥当である。とりわけ、校長と教頭の登用については、本人が知らないことはおそらくありえないからである。
問題なのは、成績改ざんによって合格した教員が、その事実を知っているかである。
親が勝手にやった事例がもしあれば、酷になる可能性がある。このような事例の場合は、当然採用を取り消すべきではない。
要は、具体的妥当性も考慮すべきということである。知らないのに採用取消しなどは絶対にあってはならない。