清高の ニュースの感想 令和版

題名川柳・内容超一流!

勝手ながら オリンピックを 総括す

北京オリンピックが終わったところで、その記念として、誠に勝手ながら、オリンピックのことを書いてみたい。

1.今回のMVP
言うまでもなくとはいかなくなりましたが(ソフトボールの金メダルや、陸上100×4リレーがトラック競技史上初の銅メダルを取ったことなどがあった)、水泳平泳ぎの北島康介さん。100mの世界新記録や、2冠2連覇もいいが、泳ぎが良かった。何でけのびであそこまで泳げるのだろう。なお、こう感じたのは、読売新聞のいい解説のおかげである。御礼申し上げます。

2.柔道
一本勝ちが日本の柔道?それならば、日本で、オリンピックより上の大会を作ってみろよ。賞金もはずんで。こういう努力もしないで、オリンピックが一番だと認めているうちは、一本勝ちを狙う日本柔道なんて相手にされないだろう。

3.アマ・実業団
ソフトボールの金メダルは良かった。

NHKラジオを聞いたところ、元アナウンサーの西田善夫さんが、日本が勝ったのでオリンピック復帰(2012年のロンドンでは正式競技ではなくなる)に有利になったという趣旨のことを言っていた。本当かはわからないが、歴史を変える快挙だったことには違いない。

さて、本題。上野由岐子投手が、準決勝のアメリカ戦、同日の3位決定戦(負けたら3位)のオーストラリア戦、そして決勝のアメリカ戦を1人で投げぬいた。投球数が413!

もし、ソフトボールが、野球のように人気のあるプロ競技だったら、上野投手は413球も投げただろうか?選手生命を考えて(現実には終わったわけではないが)、監督も無茶させなかったのではないか?アマチュア・実業団であったが故の熱投のように思う(失礼かもしれないが、もし今後投げられなくても、職を失うことはないのではないか?)。

4.プロ
野球の星野ジャパン、サッカーの反町ジャパンは、メダルに掠りもしなかった。勝敗は時の運、こういうこともある。

ところで、読売新聞2008年8月25日朝刊34頁(仙台では)によると、福田富昭団長が「特別扱いがよくなかった」、「強い選手を各球団から五輪直前に集めてチョチョッと練習すれば勝てるものじゃない」、「1年以上前からトップ選手を集めて合宿や海外遠征をするなど連帯感を高めなければ勝てない」といったとか。

しかし、プロの場合は、どうしても国内のチームが優先にならざるを得ないのは当然だろう。そこで金をもらって生きているのだから。だから、福田団長の言うことを実行するのは容易ではない(特に野球)。もっとも、かみしめるべきだとは思うが。

5.対外

(1)陸上の男子マラソンの金メダルは、仙台育英高校に在籍していた(元トヨタ自動車九州ワンジル選手(ケニア)。インタビューを聞いたのだが、インタビュアーが、日本のことに言及したのはどうか。言わされているような感じを受けたのは私だけか?ただ、このような批判承知で訊いたインタビュアーも大変だな。

(2)私が紙で読んでいる読売新聞の記事は、中国に対する批判が多かった。たしかに、中国は批判されてもやむを得ないところが多い(たとえば、世界最大の死刑執行数)。しかし、記事はそれを超えて、単なる誹謗中傷に見えたのは私だけか(他のメディアはどうなのだろう)。一般化はできないだろうが、私が批判する場合は、読者の皆様の役に立ちそうな(溜飲を下げるというよりは。これを狙ったり、売りたいと思ったりすると誹謗中傷になりやすいと個人的には思う)内容にすることを心がけている。