まだあった、中山成彬さんのオモシロ（じゃなくて、トンデモ）発言が。
asahi,com「中山前国交相、再び大阪批判 橋下知事「戦略的な発言」」（http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200809290030.html）
によると、中山さんは、「大阪では（日教組から）いじめられるから校長のなり手がいない」、「文科相のとき、大阪に視察に行けなかった。日教組が私を入れさせないんです。私は組織率のことを（問題だと）言っているわけじゃない」、と言ったという。
都合が悪くなったから別の言い訳をするようでは、そもそもの発言の信憑性が疑われるだろう（組織率が問題じゃないとすると、どうやって日教組が強いと判定できるのだろう。主観的な新たな基準とと学力との関係をどう説明するのか（どうとでも説明できてしまう））。
さらに、「大阪府は職員組合とのなれ合いでずっとやってきて財政破綻（はたん）にひんしている。民主党政権になれば日本全体が大阪府みたいになってしまう」というのはよくわからない。どこに財政を使っているのかが問題だ。本当に人件費だけなのか（人件費が高いということを聞いたことはあるが）？公共工事などの問題はないのか？たしかに民主党の支持母体の１つは労働組合だが、それがなぜ民主党政権だと財政が破綻するのか？
もちろん、中山さんは、自由民主党の人だとは承知している。だから、日教組や民主党を攻撃するのはわかる。しかし、根拠のないたわごとを並べているようでは、有権者にそっぽを向かれるだろう。
