清高の ニュースの感想 令和版

題名川柳・内容超一流!

スポーツの あり方に一石 投じるか

日本プロバスケットボール(以下、bjリーグ)でプレイしていたセネガル人(もちろん、仙台89ERSで活躍したあの人ではありません)が、日本の高等学校に留学した時に、年齢を偽ったという(詳細は毎日.jpで。http://mainichi.jp/select/wadai/news/20081125ddm041050015000c.html
)。

年齢を偽るのは、おそらく母国でも問題だろうから、論外の話である。

ただ、日本(人)としては、これを高校スポーツのあり方を考える契機にすればいいと思う。

そもそもなぜ年齢を偽ってまで留学したか。メリットがあるからである。留学生側はお金が得られるのかな(日本の場合、通学には金がかかるのが普通のはずで、それでも来るということは、金銭面のデメリット(金がかかる)がないと推測する)。最新のFIBAの世界ランキングは調べていないが、私が知る限りでは、セネガルは日本よりランキングが下である。それでもセネガルの留学生が来るのは、学校側にもメリットがあるからだろう。すなわち、日本の高校生ではなかなかいない、ビッグマン(背の高い人。留学生は2m7cm)を確保して、高校の大会で優勝するためである。

仮にこの頃にbjリーグがあったら、受け皿はあったのだから(bjリーグは、16歳以上、国籍問わず門戸を開放している)、わざわざ留学しなかったのではないか(もっとも、スカウトされる保障はないが。だからやっぱり留学するか)。

何が言いたいのかというと、高校スポーツが注目される(高校選抜大会はJ SPORTSでやっている)ことはいびつなのではないか、ということである。

やはり、理想としては、サッカーやテニスみたいに、プロ(チーム)の指導者の下に優秀な選手が集まるのが理想だろう(もちろん、プロの指導を受けていないからといって優秀でないと言っているわけではない)。

ただ、スポーツにはそれぞれの事情がある。たとえば、NBAがユースチームを持って指導しているという話は聞かない(私のイメージでは、アメリカは学校スポーツ中心)。また、プロ(チーム)の指導は、部活に比べて金銭面が高くつく。ゆえに、高校スポーツ(部活)を無下に否定するわけにはいかないので、難しい問題である。