清高の ニュースの感想 令和版

題名川柳・内容超一流!

私がね 読んだ限りは 意外だな(清高的芥川賞もついでに)

第140回芥川賞http://www.bunshun.co.jp/award/akutagawa/index.htm)は、◆文綵辧膨殿宍久子さんの、『ポトスライムの舟』に決まった。各種報道によると、3回連続のノミネートだとか(以前の作は忘れた。後で調べます)。3度目の正直、おめでとうございます。

ところで、以前もやったが、今回も、候補作をすべて読んだ(本当です。信じるのは読者の自由だが)。まずはその順番から。

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◆屮櫂肇好薀ぅ爐僚」(津村記久子 『群像』11月号)

「手」(山崎ナオコーラ 『文学界』12月号)

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Α崕?猟蹇廖兵島田真希 『文藝』秋号)

そして、私の中で、順番を付けると、

第6位は、Α主なメッセージは、周囲に溶け込んでも幸せになれることで、外国人女性ナオミと、主人公の主婦の生活を対比させて展開している。最後に読んだから仕方がないかもしれないが、あまりインパクトがなかった。

第5位は、ぁひたすら青木、智哉(以上、登場人物)がアソコをやられる、といった展開。インパクトに圧倒されて、何が言いたいのかがわからなかったのは、こちらの責任。

第4位は、◆8渋綸で(契約社員が主人公)、世界1周のために163万円貯めるという非現実的な目標と、生活観あふれる登場人物を対比させて面白い作品だったが、他の作品によりよい作品があったと思ったので、正直芥川賞は意外だった。

第3位は、。作者の名前にインパクトがあったが(ナオコーラ。由来は?)、それはさておき、森、大河内との付き合いの中に、観察の鋭さがあると思った。

第2位は、 1958年と1986年のライオンズの3連敗後4連勝の時に、「父さん」の人生のターニングポイントとなる出来事があった。すなわち1958年に「あの男」(「父さん」の父)が豚を殺して野球に別れを告げたが、未練があったのか、賭博をして家を捨てたこと、1986年に「父さん」が、「母さん」と、もう1人香折(女。なお、この小説は、息子の「香折」に話しかける形式で展開)が、文化祭で「ゴトーを待ちながら」の演劇をやったが、「父さん」の漠然とした予感があった「あの男」との再会はならなかった、という話である。野球好きの日本人にはいい作品だと思ったが。

第1位は、ァ取り立てて目立ったところのない主人公の誠は、子供のときからイヌを探しに散歩したが、中学2年の8月31日に、展望台でイヌに似た人にあったが、その人久賀と、高校が同じになり(2年生で同じクラス)、パソコンのプログラムを共同で作るまでになる。高校2年の8月31日にプログラムは完成したが、その時、久賀の母親が家に戻ることが判明。片親ということで絆を保った誠もいじめる側に回ったためか、久賀は自殺。その後就職・結婚と人生を歩むが、娘がソフトを使ったことで、トラブルになり、結局離婚してしまうなど、不幸な状態になった。ゲームのプログラムと、ソフトは同じ名前だった。それは・・・・。パソコンの歴史、愛知県の教育、自殺を暗示させる展開など、考えさせられる内容だった。

なお、候補作は、図書館を探せば読めるはずですので、受賞作の△世韻任覆、全作品にチャレンジされてはいかがか。