「心を育むフォーラム」なるものがある。「人間らしい心を取り戻そうと全国運動を展開している」とのこと（読売新聞2009年7月11日朝刊33面（仙台では））。
こういう運動に携わっている人は、当然自分は「人間らしい心」があると思っているのだろう（そうでなければ、「人間らしい心」などわからないし、取り戻そうと他人に働きかけることもないだろう）。そして、他人には「人間らしい心」がないと思っているのだろう。
それって、傲慢じゃないのか？自分は人間らしく、他人は人間らしくない、臭みプンプンである。
第22回の内容は、剣道や武士道。ということは、おそらく、昔の方が「人間らしい心」があったということなのだろう。
そんなに昔がいいなら、この世を去れよ（読者の皆様には自殺を奨励しませんが、それくらい怒っていると判断して欲しい）！「人間らしい」人が現世よりいるかも。
