清高の ニュースの感想 令和版

題名川柳・内容超一流!

本当に 自分で祝った 志村さん

オリンピックで盛り上がっている現在、アリーナスポーツはどうだろうか?という問題意識があるわけではないが、2月14日、仙台市体育館で、仙台89ERSの試合を観に行ってきました。相手は、昨シーズンの王者、琉球ゴールデンキングス。13日は、bjリーグ日本プロバスケットボールリーグ)最低の48得点にとどまった仙台(実は、14日、富山グラウジーズは45点しか取れず、最低記録を更新)、14日はいい試合をするか?

12時ごろ来場、中学生のエキシビジョンマッチ、青葉区選抜vs太白区選抜を観る。私は中学1年のときに、仙台市内の某中学校のバスケットボール部に所属していたが、その頃より(中学1年生と比べるなよ)うまいように感じた。強化が着々と進んでいるのだろうか?驚いたのは、スリーポイントシュートが決まったこと。bjリーグスリーポイントラインは、FIBA国際バスケットボール連盟)より遠いはずだが、仮にFIBAでも体のできていない中学生では苦しいはずだが。なお、ボールは未確認。仮にbjリーグで使用するスポルディング製のボールだったら、FIBAの国際試合で使うモルテンの7号球ほどではなくても違和感があるはずだが。

エキシビジョンが終わり、アップの時間。目に付いたのは、志村雄彦選手。体全体を使ってスリーポイントシュートを打つ姿は、何か理にかなっているな、と思った。

シュートチャレンジが終わり、両チームのアップの時間。今度は琉球のほうに注目。最初はパスの練習。昨日のターンオーバー(16)の反省か、それともいつものことか。いつものことだとすれば、なんかすごく感じた。

そうこうしているうちに、ティップオフ。第1Qから、素人目ながら、タフな、ディフェンシブ(守備的な)試合をしているように感じた。

第1Q終了。仙台高校ダンス部と、89ERSチアーズのコラボパフォーマンスが。そういえば、仙台高校は志村選手の母校だ。心強い応援である。

さて第2Q。途中までは、仙台優勢で、最初にタイムアウトを取ったのは琉球。しかし、菅原洋介選手が仙台の外国人とマッチアップしたときだったと思うが、形勢逆転。仙台38-40琉球で前半を終える。

ハーフタイムがあっという間に(20分あったはずだが)終わり、第3Q。守り合いがより厳しくなって、このクォーターは仙台13-12琉球、全体で仙台51-52琉球の接戦。

今年の仙台は、競り合いに弱いらしく、1点ビハインドでは厳しいか、と思ったが、第4Qは仙台のクォーター。早いうちに逆転し、琉球のファウルゲームに。高橋憲一選手は、最初のワン・エンド・ワン(bjリーグオリジナルルール)は外したが、残り8本すべて決め、琉球を突き放し、結局、仙台78-65琉球で仙台が勝利。

今日の仙台は、はじめのほうはイージーなターンオーバーがあったが、全体としては調子がよかった。日下光選手も最初にシュートを決めていたし、ジーノ・ポマーレ選手はテレビで観たときより頼りがいがあり、結構シュートが決まっていた。クリス・ホルム選手は、ダンクも決め、フリースローを1本も外さなかった(この試合で外したのは、前述の高橋選手とポマーレ選手)。あとは、高岡大輔選手のシュートが入ればよかった(ディフェンスのために出しているのだろうが。高岡選手が出てすぐに、ダブルチーム(ボールを持っている人に2人でディフェンスに行くこと)に行っていたので)。

いろいろ書いたが、一番活躍したのは、志村雄彦選手。要所要所での3ポイントシュートが流れを仙台に導いたと感じた。だから、MVPは当然志村選手。ところで、『2009-2010シーズン 仙台89ERSウィークエンドプログラム Vol.08』の「今週の注目選手」は、2月14日が誕生日の志村選手。いわく、「自分で自分を祝います!」。いいところでスリーポイントシュートを決め、MVPを取ったのだから、本当に「自分で自分を祝」ってしまった!おめでとうございます。

その他、試合を観て思ったことを何点か。

観客は2,730人。思ったより少なかった。ただ、最初の頃よりは温まった雰囲気、すなわち応援に熱が入っている雰囲気だった。

第4Qで残り2分になったら、スローインはどこに投げてもいい(バックコートバイオレーションがない)そうだ。しかし、それでは、鍛える要素がないのでは?選手がタイムアウトを要求することも、鍛える要素を削ぐと思うので、これらのルールは、来シーズンは廃止すべきである

*参照サイト
バスケットボール|プロリーグ|bjリーグ公式サイト(http://www.bj-league.com/