2011-05-02 ビンラディンの 死を喜んで いいのかな? 国際感想 #北アメリカ ビンラディンが死んだ。そうしたら、アメリカ人(たぶん)が「喜びを爆発させた」という。 しかし、それでいいのだろうか? おそらくビンラディンが、いわゆる9・11同時多発テロの主犯なのだろうが、ビンラディンだって、建前上は無罪の推定があり、反対尋問権があり、恣意的に命を奪われることはないはずである。 裁判において、本人の言い分を聞かないで殺してしまうことが「「正義」」(上記asahi.comからブッシュ前大統領の発言)のわけがない。国際法を知らないので何とも言えないが、正当な手続きの下で処罰すべきであった。 なに、被害者感情? それがあっても、手続きを経なくていいという理由にはならない。もしそれが認められるならば、人間社会は報復の連鎖で崩壊するのがオチだ。 アメリカが、人の命を何とも思わない残虐な国家・国民であることが垣間見えた事件である。